2025/4/9

高頻度な燃焼実験環境を用いた燃焼試験 

2025年4月10日 

当社の目指すロケットエンジンの大量生産においては、製品の大量生産に加えて、顧客に合わせた大量の実験ができることも重要と考えております。この目的のため、当社の開発においても高頻度な燃焼試験を実現し、あわせてアジャイルな製品開発により、より良い製品を早く市場に投入すべく、努力しています。

このたび、そのような試験環境の整備を行ない、実際に11月に使用したプロトタイプエンジンの改良版エンジンの燃焼試験に成功しました。

また同時に、本試験の成功にともない、NEDO様「SBIR 推進プログラム※1」を2025年3月末で完了したこともあわせてご報告いたします。

■本試験のご協力先 

本試験による成果は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)による助成事業である「SBIR 推進プログラム※1」の結果得られたものです。 

燃焼試験場として株式会社植松電機(代表取締役 植松努、北海道赤平市共和町)の設備をお貸しいただき、北海道赤平市の地域の皆様のご協力を得ての実施となりました。 

ご協力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。 

(※1):「SBIR 推進プログラム」とは、多様化する社会課題の解決に貢献する研究開発型スタートアップ等の研究開発の促進及び成果の円滑な社会実装を目的として、内閣府が司令塔となって、省庁横断的に実施する「SBIR(Small/Startup Business Innovation Research)制度(日本版SBIR制度)」の一翼を担うものです。 

■燃焼試験動画